ポケモン剣盾 S35 シングル【イベルネクロサイクル構築】守護神イベルタル 最終329位(レート:1851)

訪問いただきありがとうございます。せふぃると申します。

サブROMの方のデータで結果を残したので、トレーナーカードの名前が「ぱる」になっていますがあしからず。

前季に、800戦近く潜っており、流石に今回は落ち着こうかなって思っていたのですが、今季も結局同じくらいの対戦回数があり(...むしろ若干増えてる?)ストイックに潜っていました。ギブミー睡眠時間。

実際に考えている情報量が多すぎて、伝えきれない部分もあるかもしれませんが、よかったら最後までお付き合いください。

 

先にお伝えすると結果としては、タイトル通りになりますが、順位が自己ベストの329位で、レートは2番目に高い1851となりました。

同じルール下だったため、4匹は前回と同じポケモンになりました。では、早速パーティを紹介していきます。

 

今季意識した点とイベルタルとの出会い

前季は、初回のルールだったため、いかにこちらが相手の読めない行動を取っていくか?ということを意識するといった意味で10%タスキジガルデで起点作成を行い、後続に繋ぐプレイングを意識しました。

 

今回は、構築はあまり変えずにプレイングの質を回数こなして自分の手に馴染ませるということを意識しました。いわば、自分なりの得意なパターンを意識するということですね。

その際に、中心となったポケモンがいます。

それがこのイベルタルというポケモンです。本来は対面性能の高さも相まって、「破壊神」と名高いイベルタルですがたまに見かける残飯イベルタルネクロズマのサイクル構築。

鬱陶しいなぁと感じながら対戦していて結局その時はTODで負けましたが、使う側に回るとどうなるんだろうと思いました。

 

早速、ポケ徹サイト様で何か参考になる情報はないかなと探していたところ、ちょうどいい育成論を発見しそれをベースに構築を組み始めたのがはじまりでした。

 

基本的な立ち回り

初手はよっぽどのことがない限り、基本的にはイベルタルです。ゼクロムやザシアンと対面した場合は引き先として、ゼクロムの場合はゼルネアス、ザシアンの場合は日食ネクロズマ

イベルタルミラーの場合は、初手はねやすめで相手の動向を伺うのが基本動作です。

ダイマックスを切ってきたらいのちのたまダイロック(いわなだれベース)以外ならなんでも耐えてくれます。

あとは状況に応じてダイマックスを切ってその場を凌いで立ち回りを変えていくことになります。

もうこのルールで対戦することはフレンド戦以外ではほぼほぼないため、試す場が限られることになりますが...。

 

パーティ紹介

ゼクロムじゃくてんほけん

特性:テラボルテージ

努力値:AS252H4(ようきC↓S↑)

技構成:らいげき/げきりん/ダブルウイング/りゅうのまい

みなさんご存知の通り、ダイマックスエースの一角。

前回は一回でも龍舞しただけで止まらない性能をもっていた、いのちのたまゼクロムでしたが、今回はじゃくてんほけんで相手を降参に追い込むレベルの火力を押し付けることもできるので、せっか持ちザシアン、もしくはタスキマーシャドーが2体目にいないと相手をほぼ負けに追い込めます。

ナットレイがいる場合はあまり有利ではありませんがじゃくほさえ、起動すればナットレイでも受け切れないかもしれません。

おにびやいかくに弱いのがたまにきず。

 

イベルタル@たべのこし

特性:ダークオーラ

努力値:H252B60C4D180S12(おだやかA↓D↑)

技構成:はねやすめ/イカサマ/デスウイング/バークアウト

今季の私のパーティで中心ポケモンになりました。特殊受けイベルタルになります。

いろんなパターンの動かし方を想定していました。素早くないので、よくマヒややけどに悩まされることもありましたが、たべのこしの回復量で何度も助けられてきました。

努力値をHPにぶっぱすると、実数値が「233」とかなりの高水準で、たべのこしの回復量が1ターンで14という、数値にするとしっくり来ないけどこれで何度もHP1桁で耐える場面もありました。

バークアウトを採用してるので、よく長期戦になりますが、勝つ時は大抵相手が降参するという場面が多かったです。

 

中でも、はねやすめ+たべのこしの回復量は、「130」と反則級の数値を叩き出していました。正直この子を詳しく語るだけで文字数5000文字以上になるくらいになるかもしれませんので、代表的な立ち回り例を出して次の子の紹介に移りたいと思います。

 

例1:イベルタルミラー

基本的にダイマの撃ち合いは基本的にせず、ダイマックスを枯らすことを第一に考える(物理たま持ちイベルタルに限りダイマックスを切ってダイウォールを挟みアーク→ジェットで落としにいく)

例2:壁貼りポケモン+ゼルネアスがきた場合

適当にデスウイングで削り、両壁貼った後におそらく素引きしてくるのですかさず後退側のゼルネアスにバークアウトを叩き込み、火力を下げる

例3:すばやさが勝っている場合の初手ダイマいのちのたまディアルガ

初手にバークアウトして、以降はねやすめ連打でダイマを枯らす。

例4:がんぷう→ステロ→じばくランドロス

イカサマ→はねやすめ連打で体力をマックスのまま温存し、次のポケモンと打ち合える。

例5:相手出し負けからの後発ザシアン

引いてくるはずなので、すかさずイカサマで、火力に振ってるザシアンか耐久振りのザシアンかを見定める。

 

まだまだ例がたくさんありますが、このくらいにしておきます。

なかなか器用で硬い子なので、臨機応変に立ち回るプレイングが求められました。

ハマると主導権をこちらが握っている状態となるので非常に味わい深い立ち回りができると思いました。

 

黒バドレックス@きあいのタスキ

特性:じんばいったい(きんちょうかん&くろのいななき)

努力値:CS252D4(おくびょうA↓S↑)

技構成:アストラルビット/マッドショット/わるだくみ/ひかりのかべ

10%ジガルデを抜いた理由の1匹。

タスキ枠といえばやはり黒バドレックス。

マッドショットを採用することで、タスキ黒バドに対面確実に勝てるようにしました。

残り一体でのミラー限定の話ではありますが。

 

地味に何戦かダイアースが生きた場面もありました。

ひかりのかべの採用意図は、特殊ポケモンに対する火力のデバフでしょうか。

シーズン後半はあまり使いませんでしたが。

 

ゼルネアス@パワフルハーブ

特性:フェアリーオーラ

努力値:H156B252C12D4S84(ずぶといA↓B↑)

技構成:ムーンフォース/ドレインキッス/ラスターカノン/ジオコントロール

前回と全く同じ調整のゼルネアスです。

が、流石に前季の通りが良かった影響かいろんな対策が施されていてなかなかイージーWINというわけにはいきませんでした。

役割としては、A+1たまゼクロムのダイサンダーも耐えてくれるので、ダイマを切らずにムンフォで突破するというダイマを切らせて素で倒すといった感じです。

もしくは、ジガルデキラー。

 

日食ネクロズマゴツゴツメット

特性:プリズムアーマー

努力値:HB252A4(わんぱくC↓B↑)

技構成:あさのひざし/アイアンヘッド/ステルスロック/でんじは

ザシアンメタでお馴染みの子です。

なお、シーズン後半は、剣舞かみくだく採用のザシアンが非常に多かったので、でんじは外しで負けに直結する場面が多かったです。

役割は単純明快。「ザシアンを突破せよ。」ただそれだけ。

あとは、ゴツメ持ってるので、マーシャドーにも強く出れるのが強みかも。

ちなみにこれは、どうしようもないことなのだけれど、たまに相手がザシアンからオーガに吊り交換を仕掛けてくる場合もあります。ゼクロムいない場合詰む可能性もあり。あぁ無情なり。

後発グラードンにでんじは透かされて交換している間にビルドアップされた日には目も当てられません。

 

ザシアン(けんのおう)@くちたけん

特性:ふとうのけん

努力値:H252D150A110(いじっぱりC↓A↑)

技構成:きょじゅうざん/ワイルドボルト/でんこうせっか/インファイト

前回と技も調整も全く一緒で火力のあるしおふき確定耐え調整です。

理由としては、ホウオウナットが多い環境でもあったので、インファワイボは確定。きょじゅうせっかでイベルタルも見れる。全部命中安定技!!採用!!

そんな理由です。

ただ、ザシアンミラーは意識していないのできょじゅう急所でも引かない限り確定で対面負けます。

 

「ザシアン」ってだけで強いからね。しょうがないね。こちらから求めているものは削れているザシアンの処理。黒バドにはビット2耐え調整という道もあったけれど、こちらとしてはザシアンはいるだけで強いのでいわば、「ブランド」のような存在。

最後に一言。「ザシアン好きの人ごめんなさい。」

おまけ(スカーフメタモン対策)

コピーされたら危険なザシアンとじゃくほゼクロムは極力出さないことを意識していました。特殊受けイベルタルや日食ネクロズマをコピーさせて相手に降参ボタンを押させたのも今ではいい思い出です。

いままでのポケモン剣盾を振り返って

自分は、シーズン7からポケモン剣盾でランクマッチをはじめてみたのですが、想像以上に面白くて気がつけば寝る時間っていうのを何度も体験してきました。こんなにハマれるコンテンツもなかなか珍しいなって思いながら常日頃からプレイしていました。

シーズン8でマスターボール級に到達するも、結果は10万位台で凹みました。

シーズン13でようやく最終初4桁順位を達成したことで、その時の要(かなめ)がタスキアローラキュウコンだったのを今でも覚えています。

シーズン16にて好きでなおかつ相棒のタスキドサイドンを使って、とうとう悲願の初3桁順位を達成しました。それ以降はなかなか結果が出ずに月日が経ち、シーズン34で再度3桁でなおかつ順位を更新という嬉しい出来事がありました。

これで思い残すことなくポケモンSVに臨めると思いきやまさかのシーズン35でもこうして自己最高順位を更新することができました。

 

高みを目指してひたすらランクマや動画を見漁って日々を過ごし、この3桁順位を取って構築記事を書く喜びを今噛み締めております。

 

負けるってすごく辛くて、悔しいことだけど負けないとこのポケモンが何をしてくるかわからないといった知識量がどんどん増えていくので、この負けるという行為を繰り返して最終的に勝ち越すことができるプレーヤーになれる。

これはもはや、人生の教訓といっていいかもしれない。

 

そんなことを思う今日この頃でした。

長くなりましたが、もしここまで目を通してくださったらこんなに嬉しいことはありません。

ポケモンSVでも、またこんな感じで結果を残して構築記事が書けたら幸いです。

それでは、この辺りで終わりたいと思います。

 

では、ありがとうございました。