ポケモン剣盾 S34 シングル【10%ジガルデ黒バドゼルネ構築】ミステリアスわんこ 最終616位(レート:1811)
ご覧いただきありがとうございます。
せふぃると申します。もう一つのROMのTNである「ぱる」という名前ですがご了承ください。
半年の間ポケモンから離れていましたが、7ヶ月もの間続いていたルールが変わり突如ランクマに潜りたくなったので、再び剣盾再開しました。
メインROM・サブROMを含めると対戦回数が今月だけで800を超える、非常にストイックな日常生活を送っていました。
寝る間も惜しみ、どのポケモンが輝けるようになるのか試行錯誤した結果、このような構築になりました。
こちらがパーティになります。
このパーティに至るまでの経緯
ことの発端は、たべのこし50%ジガルデを使ってそこそこな勝率を自分の中ではキープしてました。しかし、このジガルデというポケモン。マヒ頼りの技チョイスにもなりかねないことが多く見受けられたため、ボツとなりました。
命中100の電気タイプ以外確定で麻痺にさせるへびにらみは非常に強力な技です。
ジガルデといえばへびにらみして、みがわりたべのこしでじわじわと回復しながら、とぐろなり龍舞なりを積んでいく。
TODにも非常に相性の良いポケモンでもあります。(大体そういう試合は相手が降参しますが。)
ただ、このジガルデも、素早いポケモンからちょうはつやみがわりを先に打たれるとへびにらみが死に技になってしまいます。
どうにか策はないものか?と考えたところこの10%ジガルデに行きつきました。
50%と10%ジガルデの差別化
なんと言っても一番大きい差が10%ジガルデのS115という数値でした。
最初に使っていた50%ジガルデなのですが、耐久調整する関係上、どうしても最速には調整できませんでした。
ですが、この10%ジガルデであれば、ようきASぶっぱすれば最速でそもそもタスキなのでスカーフキュレムの氷柱張りがこない限り、1ターン行動保証があります。
相手よりもともと早い素早さであれば即座にへびにらみ。そうでなければ、じだんだでS下降をさせてからへびにらみ。
この動きが非常に強力でした。
コンセプト
基本的な動きは、じだんだしてへびにらみして起点作成を行い最後のゼルネアスにジオコンを積んでイージーWINを狙うというものです。
ここでネックになるのはやはり、はがねタイプ最強クラスの申し子ザシアン、高耐久高火力を押し付けてくるディアルガ。
火力に振りまくったゼルネアスでは弱点をつける特殊技がないため、ザシアンを一撃で落とす術がありません。
逆を言えば、ザシアンさえなんとかすればゼルネアスで無双できるという点に着目しました。
今回のゼルネアスはB方面に可能な限りがっちがちに耐久を割いた努力値調整をしております。
技もラスターカノン媒体のダイスチルで確2で落とすCを確保しつつ、きょじゅうせっか確定耐えというS29で最終1位を達成したシグマ様の調整を参考にさせていただきました。
パーティ紹介
ザシアン@くちたけん
特性:ふとうのけん
努力値:H252D150A110(いじっぱり)
技構成:きょじゅうざん/ワイルドボルト/でんこうせっか/インファイト
長らく使用率トップのザシアンくんでございます。
一番事故率が少ないので、自分の場合はよく初手で選出していました。
目的としては主にイベルタル、カイオーガを処理する役割だったためザシアンミラーは意識してません。ザシアンミラーの場合は、もちろんS無振りなので落とされてしまいます。
その場合は、次に出す黒バドで起点にしてあげましょう。
困ったらとりあえずきょじゅうざんで小突きましょう!
ゼクロム@いのちのたま
特性:テラボルテージ
努力値:AS252H4(ようき)
一度の龍舞ですべてを消し飛ばす火力を持っている子です。
刺さり次第では、ゼルネではなくこっちのゼクロムで倒しに行きます。
デメリットは、やりこんでいる方には説明不要かもしれませんが、メインウェポンがダイマしないと命中不安の「らいげき」、あばれる状態に陥る「げきりん」、またもや命中不安のダブルウイング等、非常に打ちにくい。
また、地面・フェアリーの組み合わせに非常に弱く、よく空撃ちを強いられてしまいます。
ただ、読み勝てれば非常に強力なポテンシャルを秘めてる子だと思います。
ゼルネアス@パワフルハーブ
特性:フェアリーオーラ
努力値:H156 B252 C12 D4 S84(ずぶとい)
技構成:ムーンフォース/ドレインキッス/ラスターカノン/ジオコントロール
うちのパーティのエース。
ジオコン押さなきゃ始まらないけれど、その後どんなポケモンでも大半は無双できる割とオーバースペックをもっています。
相手さんにザシアンに速引きさせれば、ほぼ勝ち確でした。
厳しい子には、素でジオコンを打ってさらに火力増しましで!
ただ、気合玉やかみなりを入れる余裕がないので、ナットレイや日ネク、もしくはホウオウを対面させるのはちょっと厳しいかもしれないですね。
ただ、終盤は、上位帯にナットレイが急増し、かなり向かい風でした。
特性:あめふらし
努力値:C252 S212 B44(おくびょう)(最速フェローチェ抜き調整)
対壁展開に火力でゴリ押ししていく時に採用していました。
もしくは初手ザシアンに瀕死に近いダメージかそのまま葬る仕事を任せましたね。
ただ、終盤はあまり出せてなかったので改善の余地ありです。
もしくはタスキ黒バドレックスの処理も兼任してました。
黒バドレックス@ひかりのねんど
特性:じんばいったい(きんちょうかん&くろのいななき)
努力値:CS252D4(おくびょう)
技構成:アストラルビット/おにび/ちょうはつ/ひかりのかべ
この子の変化技は何を覚えさせても強い気がします。
イベルタル引き後でも高いすばやさのおかげで鬼火だったり、光の壁貼ったりと、色々悪さができる子です。
イベルタル選出されてない場合、アストラルビットで大体の子が等倍以上通るので、火力でゴリ押して気がついたら勝っていたなんてこともありました。
ジガルデ(10%フォルム)@きあいのタスキ
特性:スワームチェンジ
努力値:AS252 D4(ようき)
技構成:サウザンアロー/じならし/くろいきり/へびにらみ
今季のダークホースポジション。ミステリアスわんこ。
何がミステリアスって?くろいきりを撒くんですよこの子。
ゼルネアス対面でお相手さんが身代わり残されようがくろいきりリセットさせて降参させたり、弱保可動ゼクロムに対してくろいきりを打ってリセットさせたりと、かなりトリッキーなサポート役に転じてくれました。
なお、最速ザシアンに対してはじならしでSを下げてもスワームチェンジで鈍足になるため注意が必要。
鬼火を打ってくる黒バドには、じならししてからへびにらみして黒バドの餌にさせたりとわりと読まれない働きをさせてくれました。
順位16000位の時に諦めかけていた私を瞬間450位くらいまで引き上げてくれた名犬。
間違いなく、今季の私のMVPポケモンでした。
まとめ
今季の環境は、対面構築では限界を感じたので、起点作りからの積み構築でケリをつけるスタイルに切り替えました。ザシアンのオーバーパワーでサイクル戦も困難な気がしました。
マーシャドーが2手目にきて降参する場面もありましたが、最終日以外はうまいことこちらのしたいことができた印象です。
文章に起こしきれてないこともあり拙い文章だったかもしれませんが、10%ジガルデに関してちょっとでも良さがわかっていただけたら幸いです。
では、ありがとうございました!